メキシコシティから地下鉄とバスを乗り継いで北へ５０km、ティオティワカンの遺跡は月と太陽の両ピラミッドで有名です。
南北に真っ直ぐ５kmに亘って伸びる「死者の道」を中心とする都市で、北端に「月」東に「太陽」の両ピラミッドが聳え、
４〜７世紀の最盛期には１０万人以上の人口を擁したのが、８世紀頃には忽然と人が去ってしまったそうです。
エジプトのピラミッドが「墓」であるのとは違って、こちらのは「神殿」です。
太陽のピラミッドは、高さ65m底辺225×225m（＝世界第３位）、夏至には正面に太陽が沈むよう設計されています。
月のピラミッドは、高さ46m×底辺150m×120mで太陽の神殿より宗教的重要度は上のようです。